12周目、メインストレートでヒュルケンベルグがエンジンブローで大きく白煙を吐きながらストップ。

14周目、油圧を失ってギヤボックスがシフトできなくなったボッタスはターン4ストップ。これでバーチャルセーフティカーが出て2番手フェルスタッペン、3番手ライコネン、4番手リカルド、5番手ベッテルはピットインを済ませソフトタイヤに交換するが、首位ハミルトンは戦略ミスでピットインせずスーパーソフトのままで走り続ける。
2番手フェルスタッペンとの差は13秒となるが、ハミルトンはここからピットストップ1回分のギャップを築かなければならず、不利な状況に追いやられる。さらに後方からはリカルドがファステスト連発の走りで20周目にはターン4でインを突いてライコネンをパスし3番手に上がる。
フェルスタッペンはハミルトンと同じペースで走行し、それ以上ペースが上げられないハミルトンは25周目にピットインしソフトタイヤに交換、4番手まで後退する。これで順位は首位フェルスタッペン、5秒後方に2番手リカルドとレッドブル勢の1-2。3番手ライコネンは5.9秒、4番手ハミルトンは6.8秒後方。
5番手ベッテルは8.6秒後方で中団トップの6番手グロージャンは35秒後方。その後方は7番手オコン、8番手マグヌッセン。9番手ペレス、10番手エリクソン、11番手ガスリーとなる。
34周目に2度目のピットストップを強いられたサインツは作業ももたつき17番手まで後退してしまった。