「ホンダは多くのリソースを持った力のある企業だが、新たなインプットが必要だったと考えている。我々は昨年まで他のパワーユニットを使っていたので、何をどう進めていくべきか、何が実現可能かを、おおむね理解していた」
「我々が考えるホンダの役割についても話し合うことができた。彼らには十分な人員、能力、資金力などがあったので、かなり素早く対応することができた」
「彼らはうまく対処し、内部での作業がうまく進んでいると思う。信頼性に対する懸念がない状況で仕事を進められている」
「さらに私が気付いたのは、彼らが自信を深めてきていることだ。我々と働き始めたころと比べると、リスクを冒してチャレンジしようとしている。この調子で続けていけば、いい方向に進んでいくだろう」
キーは、カナダに導入されたパワーユニットのアップグレードにより、パワーが向上したと認めている。
「いくつか小さな故障はあったが、ほんのわずかだった。彼ら(ホンダ)がパフォーマンス向上に集中して取り組めたことがよかった。そういった取り組みが実を結び始めている」とキーは今シーズン前半を振り返って語った。
