■ルノー・スポール・フォーミュラワン・チーム
カルロス・サインツJr. 決勝=9位
フラストレーションが募るレースだった。ソフトタイヤでは1周目が厳しいのは分かっていた。そして、スタートの蹴り出しは良かったのに、ターン1で押し出されて、いくつか順位を下げてしまった。
レースが少し落ち着いてからは、徐々にペースを上げていき、ピットストップの前後には何度かいいタイムも記録した。ただ、その後はトラフィックに巻き込まれて、マクラーレンの2台に対して遅れを取り、彼らにピットストップで逆転されてしまった。あの時、何が起きていたのか分析する必要があるが、いずれにしても、今日はもっといいレースができたはずだと思う。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=10位
2台が揃ってトップ10に入れて、本当に良かった。ただ、僕にとってはイライラが募るレースだった。今回のような状況で、タイヤをうまく使う方法を理解する必要がありそうだ。僕は(カルロス・)サインツJr.よりコンマ5秒から1秒近く速かったのに、彼の背後で50周を過ごすことを強いられた。前のクルマに近づくと、すぐにタイヤがグリップを失って何もできなくなるんだ。
その点は少し残念だったけど、全体としては、チームのみんなが素晴らしい仕事をしたと思う。戦略で(ニコ・)ヒュルケンベルグと(ブレンドン・)ハートレーの前に出られたのは、ペースはとても良かったことを証明するものだ。概して言えば、僕のペースは十分に速かったし、2台ともトップ10に入れて良かった。とてもいい週末をすごせたよ。今日のレースペースは、10位よりずっと上に値するものだった。