ハンガリーGP ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレー

 ランキング9位のザウバーでさえも、セットアップを見直しマシンバランスが改善した中盤戦以降の安定感ではトロロッソ・ホンダを上回り、入賞回数は8回を数えている。バーレーンとハンガリーという2度の大量得点がなければ、ザウバーに逆転されていてもおかしくなかった。

 最高位4位、ランキング8位でシーズン前半戦を終えたトロロッソ・ホンダだが、後半戦はさらなる苦境が待ち受けている。

 後半戦に向けて、ホンダはパワーユニットの開発方針をやや変更し、スペック3の投入はシーズン終盤になる見込みだ。細かなアイテムを夏休み明けに間に合わせるよりも、2019年を睨んでより本格的なものを完成させ、細かな一歩を刻むよりも大きな一歩で2019年に向けた基礎固めをしたいからだ。

 そのためしばらくは現状のパワーのままで戦わねばならず、特に夏休み明けの高速連戦では苦戦を強いられるだろう。だからこそ、できることならば予選スペシャルモードを実戦投入し、手持ちのRA618Hスペック2の実力を最大限まで引き出したいところだ。

 車体側でも、前半戦にセットアップが上手く行かなかった原因をきちんと究明してマシンに対する理解を深め、新型フロントウイングをきちんと機能させて持てるパッケージの性能をフルに引き出せるようにしなければならない。

 サーキット特性やライバルたちといの力関係に左右される結果の“アップ&ダウン”はともかく、自分たちが引き出す実力の“アップ&ダウン”をなくすこと。それがシーズン後半戦のトロロッソ・ホンダに課せられた使命になるだろう。

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