「フェルナンド(・アロンソ)をアウト側からオーバーテイクしようとして並びかけたんだけど、1コーナーで彼は僕を追い出したんだ。それで僕は1コーナーから2コーナーにある縁石に乗って、マシンが大きく跳ねて、フロアにダメージを負ってしまった。それからダニエル(・リカルド)と別の接触をしてしまってリヤを痛めてしまった。

2018年F1第14戦イタリアGP ピエール・ガスリー
2018年F1第14戦イタリアGP ピエール・ガスリー

 その後、12周目にはレッドブルのダニエル・リカルドとも1コーナーから2コーナーにサイド・バイ・サイドのバトルを演じた際に接触。フロアのダメージがさらに悪化しただけでなく、フロントウイングにもガスリーのマシンは、「すべてのコーナーでマシンが滑る」(ガスリー)という状況となり、通常のペースで走ることができず、15位で完走するのが精一杯だった(6位でフィニッシュしていたハースのロマン・グロージャンが失格となったため、最終順位は14位)。

 ただし、ガスリーは「その事故がなかったとしても、最初のスタート直後の1コーナーでのポジション取りで、ウイリアムズの2台に先を越された段階で、入賞は厳しいものとなった。アロンソとの接触がなくても、12位が精一杯だったと思う」と語った。

 田辺豊治F1テクニカルディレクターは、「チームのホームレースで2台とも接触に巻き込まれたのは残念でした。ヨーロッパラウンドを最高の形で締めくくることはできませんでしたが、シンガポールはわれわれのパッケージにより適したコースですので、挽回したい」と、気持ちを切り替えていた。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円