「(リバースグリッドのポールポジションになる)8位までは行きたかったんですけどね……基本的にレースペースが速いというのがARTの良さなんですけど、それがなかったのはキツかった。予選で3番グリッドあたりが獲れたとしても、このペースではレース1でも2〜3台に抜かれて終わっていたと思います」

 11番グリッドとなった日曜の決勝レース2は、午前中のやや涼しいコンディションで行なわれたものの、ART勢のペース不足は相変わらずだった。

 スタートで首位に立ったマルジャを、ガスリーと選手権を争う僚友アントニオ・ジョビナッツィが5周目にパスして首位へ。ガスリーもリン、キング、ラファエル・マルチェッロを抜いて4位まで浮上し、スパではプレマ勢が圧倒的な速さを見せた。

 松下はスタートでカナマサスに抜かれて12番手に後退し、抑え込まれる展開に。

「スタートは悪くなかったんですけど、カナマサスを抜けなくて後ろをずっと走っていた。一度はオーバーテイク寸前まで行ったんですけど、ひどい幅寄せをされてダートまで行ってしまって、そこからペースが上がらなくなってしまいました。最後はタイヤのデグラデーションがひどくなり、2台に抜かれてしまいました」

 ナトとニコラス・ラティフィに抜かれて13位フィニッシュ。混戦のGP2において1秒のペース差は大きい。松下にとっては、いかんともしがたい苦しいスパ・フランコルシャンの週末となってしまった。

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