さらに、2019年F1技術規則についてのF1ストラテジーグループとF1委員会の提案について、以下の点で合意がなされたことも発表された。
・後方視界と安全性向上のため、ミラーに関するレギュレーションを変更、これに伴いリヤウイング(高さ)も変更する(第3.6条および第14.3条)。
・テレビ放映上の見栄えを向上させるため、オンボードカメラのレギュレーションを修正する(第21条)。
・安全面を考慮し、リヤエンドプレートのライトを導入する(第14.5条)。
・ドライバー脱出の際の安全面を考慮し、ハロのフェアリングに若干の修正を加える(第15.2.6条)。
新たなリヤライトについては、今年5月、バルセロナでのインシーズンテストで、メルセデスがFIAに協力する形でテストを行い、リヤウイングのエンドプレートにLEDライトが垂直に設置されたシステムを装着して走っていた。これは雨などの際の視認性を向上させることを目的としたものだといわれている。
なお、11月に開催される2018年ブラジルGPに向けて、FIA、F1、ブラジルの関係当局が会合を行ったことを受け、セキュリティ手順に関する報告書がWMSCに提出された。2017年ブラジルGPの際、いくつかの事件が発生し、セキュリティに関して改善が求められていた。
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