また声明によると、彼は回復期においても引き続き厳重な観察下に置かれ、この時点まで担当していた医療チームによる治療が継続されるという。

「ニキ・ラウダ氏は他の移植患者と同様に、AKHウィーンもしくはウィーン医科大学の肺移植チームのケアを継続して受けることになる」

 木曜日にはラウダの容態と回復具合について、さらなる詳細を発表する記者会見が行なわれる予定だ。

 医師は以前、今回のラウダの症状は、1976年のドイツGPで彼が見舞われた事故とは関係がないと話している。彼はニュルブルクリンクでの事故の際、燃え盛るマシンの残骸から引きずり出されるという経験をしている。

 その後、ラウダは事故の最中に吸い込んだ有毒ガスの後遺症に長く苦しんでいた。また、1997年と2005年に2度の腎臓移植も受けている。

 しかし健康上の問題も、彼をパドックから引き離すことはできなかった。夏に病に倒れる前までラウダは毎戦F1に姿を現しており、トラック上での出来事について、メディアに向けて彼らしい明快なコメントを発していた。

 過去にルイス・ハミルトンは、2012年末にマクラーレンからメルセデスへ移籍した理由のひとつに、ラウダとメルセデスとの関係をあげている。彼は先週、3度のF1世界チャンピオンであるラウダから突然電話を受けたことを明かした。

「電話があってびっくりしたよ。『前よりも声が若いね!』って言ったんだ。彼は復帰を決意している」とハミルトンは話している。

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