そして、フェルスタッペンとのイザコザについて「セバスチャンは29歳、キミは36歳ですが『自分のレースを台無しにしたことを恥じるべきだ』と10代の若者に言われて困惑していますか?」と聞かれると、ベッテルは苦笑いで道徳を語りはじめます。

「これは敬意の問題だ。僕らはレースをするためにここにいて、その情熱を共有している。誰かとうまくやれるにしても、うまくやれないにしても、それは重要ではない。大切なのは、お互いにリスペクトの気持ちを持てるかどうかだ」

 こんな意地悪な質問も無表情で受け流すライコネンは「誰でも自分の意見を言う権利はある。僕は個人的に彼のことが嫌いなわけではないし、正しくないと思ったことを、そう言っただけだ」と我関せずのクールな意見を述べます。

「誰だってミスを犯す。ミスをした時は受け容れるべきだ。バカな行動をとったり仕返しをしたって、ロクな結果にはならないんだから」

キミ・ライコネンの真顔に注目
キミ・ライコネンの真顔に注目

 

 やや論点は違ったとはいえ、やっぱりイタリアGPの主役はフェラーリ。できればコース上でも、そうあって欲しいものですが、それが容易ではないであろうことがわかっているからこそ、こういった話題で盛り上がってしまうのかも。早く、走りでティフォシを沸かせるフェラーリが復活してもらいたいものだと感じさせられた木曜会見だったのでした。

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