そしていよいよレース開始。直前のトロロッソ・ホンダのガレージに行ってみると、
ガレージ向かって左端に山本尚貴選手。そして右端には松下信治選手が立って、ピエール・ガスリーの出て行くのを見守ってました。
F1に行きたいという夢は同じながら、片や国内レースだけでもF1に行けると主張し、片やヨーロッパで実績を積むのがベストと、方法論は真逆です。そんなふたりの間を、ガスリーがコースへと出て行きました。
トロロッソ・ホンダから出走する最後のレースです。
ウィル・スミスが来てるというので楽しみにグリッドに行ったんですが、生ウィルには遭遇できませんでした(涙)
元気なおじいちゃんには会いましたけど。何かこのふたり、だんだん似てきてる気がする……。
そしてここでも、記念撮影です。
アロンソがメカニックやエンジニアたち一人一人と、固い握手を交わしてました。アロンソにとっては決して楽しくない4年間だったはずですが、ともに戦った仲間という強い意識を持ってるように見えました。
残念ながら最後のレースを入賞で飾ることはできませんでしたが、あの確信犯に違いない三度にわたるショートカットペナルティは、なかなか面白かったです。とにかく何もかもが規格外のF1ドライバーでした。
レース後もあちこち引っ張りだこでイタリアスカイTVの座談会にも呼ばれてました。
これまでのキャリアの名場面を振り返りながら、思い出を語るという趣向。ジャック・ビルヌーブも楽しそうです。司会役の女性もかなりハジけてて、その分右端でちんまり坐っていたバルセッキの大人しさが目立ってました。
これで2018年シーズンも終わりましたが、来年2月の新車テストまで何と80日あまりしかありません。
トロロッソ・ホンダ、そしてレッドブル・ホンダが、どこまでやってくれるか。ちょっとドキドキしますね~。