8位でフィニッシュした松下だったが、マリヤが1周目の接触で10秒加算ペナルティを科され、1繰り上がりで7位を得た。しかし、マシンの仕上がりが良くないだけに攻めきれないレースとなり、松下にとってはすっきりとしない週末となってしまった。

「クルマが速ければ自信を持って攻められるし、ブレーキを奥まで我慢したり、速くアクセルを踏んでバトルに競り勝つこともできるんだと思います。でも今のクルマの状態ではそういうふうにできる自信が持てない。例えばコンマ数秒でもブレーキを遅らせればちょっと前に行ってそれで抜いていけたりするわけです。ぶつかるかもしれないけど、そこでそのコンマ数秒が行けなければ何も起こらない。でも、行けないっていうのが今の状態なんです」

 昨年チームメイトとしてGP2王座を獲得したストフェル・バンドーンが2017年のF1昇格を決めた。それも松下にとっては良い刺激になった。「とにかく今はここで成長しなきゃいけないから、まだF1うんぬんは言えませんけど、いつか近いうちにできると信じています」

 今シーズン残るはもう2ラウンドのみ。そろそろ来季のことも気になってくる。来季に繋げるためにも、一刻も早く松下には以前のような思い切りの良いドライビングを取り戻してもらいたい。

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