2018年最終戦後にアブダビで行われたタイヤテストでクビアトは2018年型STR13で走った。昨年型と比較してニューマシンSTR14はどう変わったかと聞かれ、クビアトはまだ判断できる段階ではないと答えた。
「当然のことながら(レギュレーション変更への対応で)フロントウイングが変わったのは確かだ」とクビアトは言う。
「でもアブダビでは気温が高く、ここは今朝6度だった。これほど気温が違うと、何が変わったかという判断を下すのは難しい。今はやるべきことに集中し、マシンをしっかりチェックしていくことが大事だ。何か比較する必要があればエンジニアが聞いてくるだろうけど、今のところその必要はないみたいだよ」

クビアトは、パワーユニットに関しても2018年型との違いについて判断を下せる段階ではないと言う一方で、ホンダのエンジニアたちがさらなる改善のために取り組んでくれるはずだと信頼を示した。
「パワーユニットの違いについても判断するのは難しい。今日はまだテスト初日だからね」とクビアトは語った。
「エンジンがどういう状態で走っていたのかも正確には分からないから、比較できる段階ではない。ホンダのエンジニアはこれからデータを分析する。優れたレースエンジンを作るにはどうすればいいのかといった問題はエンジニアに任せたい。僕はマシンの挙動に集中していくよ」