ハースのロマン・グロージャンが7番手、テストドライバーのピエトロ・フィッティパルディが8番手に続いた。ハースにはトラブルが多発してコース上でマシンがストップ、この日、3回赤旗の原因を作った。チーム代表ギュンター・シュタイナーは、電気系のトラブルが発生したと説明している。午後に走行したグロージャンは69周のなかで1分19秒060(C3タイヤ)、午前を担当したフィッティパルディは48周を走り、1分19秒249(C4タイヤ)をマークした。

9番手はマクラーレンのカルロス・サインツJr.だった。午前セッションのスタートが遅れたサインツは、スピンを喫してコースオフする場面もあったが、一日のなかで90周を走行し、C3タイヤで1分19秒354の自己ベストタイムを出した。

レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスが10番手に続いた。午前中にC3タイヤで1分20秒102の自己ベストをマークしたペレスは、合計67周を走行。レーシング・ポイントは3日連続で周回数が100周に届いていない。

王者メルセデスのバルテリ・ボッタスが11位、ルイス・ハミルトンが12位に続いた。この日もメルセデスはロングランに集中し、タイムシート上位に来るようなタイムを記録しなかった。午前担当のボッタスは88周のなかで1分20秒693(C3タイヤ)、午後に作業を引き継いだハミルトンは94周を走り、1分20秒818(プロトタイプタイヤ)と、この日最速のクビアトより約3秒遅いタイムにとどまった。しかし周回数は合計182周と、チーム別では最多の距離を走りこんでいる。

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