3番手に続いたのはルノーのダニエル・リカルド。前日、リカルドが走行中にルノーにDRSトラブルが発生、リヤウイングのメインエレメントが吹き飛び、リカルドがスピンするというアクシデントがあった。ルノーは問題の原因を突き止めるまでドライバーたちにDRSの使用を禁じたが、リンクバーのトラブルで、簡単に修復できたということで、水曜にはDRSを通常どおり使用して走行を行った。

午前担当のリカルドは、80周を走り、C4タイヤでの1分18秒164の自己ベストタイムを記録した。午前中に走ったニコ・ヒュルケンベルグは、63周のなかで、1分18秒800(C4タイヤ)で全体の6番手だった。
初日、2日目とトップタイムを記録してきたフェラーリが、3日目には4番手となった。この日を担当したセバスチャン・ベッテルは自己ベストタイムの1分18秒350(C3タイヤ)を午前中に出し、134周を走った後、セッション終了時刻を待たずに作業を終えた。「計画していた走行距離を予定より早く走り終えた」とチームは述べている。

5番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。フェルスタッペンは109周を走りこみ、午後のセッションで記録した1分18秒787(C3タイヤ)が自己ベストとなった。
