
ラップタイムの集計リストを見ると、トロロッソのドライバー2名ともがトップ6位内に入っているが、これに関しては燃料の積載量の影響があると見るのが妥当だ。
トップの6名は、このベストパフォーマンスをピレリの最もソフト寄りのコンパウンドであるC5で達成した。
チームメイト同士のバトルに注目するのは、プレシーズンテスト中にはあまり意味のないことだが、興味深いことにアルファロメオのコンビ以外は、ルーキーや新加入のドライバーが、より経験と実績を積んでいるチームメイトよりも優位に立つケースが目立った。
たとえば、トロロッソではアレクサンダー・アルボンがダニール・クビアトよりも速く、マクラーレンではランド・ノリスがカルロス・サインツJr.を僅差で抜いた。またレッドブルではピエール・ガスリーがマックス・フェルスタッペンよりも速いタイムを出している。
全体として、各チームとも第2回プレシーズンテストに向けて万全な準備ができたことだろう。