■ルノーF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=7位
ポイントも獲得できて、シーズンの始まりとしては上々だ。それにしてもトリッキーなレースだった。特に最後の10周は背後からプレッシャーをかけられて、7位を守るために必死で戦う必要があった。何とか逃げ切れてよかったよ。今日のレースは、スタートと1周目で決まったようなものだった。ここではトラックポジションが何よりも重要で、それ以降はクルマとタイヤのマネジメントに終始した。レースの内容には満足してもいいと思う。
7位入賞はポジティブな結果だが、それと同時に今後やるべきことが多いという現実も明らかになった。もっと深く掘り下げて、特にクルマのバランスを改善するために、パフォーマンスの追求を続ける必要がある。
■アルファロメオ・レーシング
キミ・ライコネン 決勝=8位
クルマには十分な速さがあったのに、前のクルマに行く手を阻まれて、どうすることもできなかった。昨年よりも前のクルマに接近しやすくなったように感じるが、やはりオーバーテイクはものすごく難しい。それに加えて、誰かの捨てバイザーがブレーキダクトに入ってリヤブレーキの温度が上がってしまい、予定より早いピットストップを強いられた。けれども、最初に言ったようにクルマはかなり速くて、フィーリングも良かったから、次のバーレーンでのレースが楽しみだ。