☆☆☆ マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
予選=5番手/決勝=4位

2019年F1第2戦バーレーンGP決勝 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第2戦バーレーンGP決勝 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 接近戦を超越したマシン・コンタクトしながら挑む格闘戦の強さ。カルロス・サインツJr.のふところ(インサイド)に飛び込んで抜いた4周目、まさに“当て抜き技”だ。自分のダメージを最少現に抑える瞬間判断能力、これぞ威圧感みなぎる『マックス・マジック』。

☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン(メルセデス)
予選=3番手/決勝=優勝

 五冠王はかすかに予感していたのかもしれない。最速フェラーリSF90Hにはどこかに信頼性のウイークポイントがありそうだと。

 ベッテルをかわして首位のルクレールを追うペースは急激ではなく、確実に2位でまとめようという意識が伝わった。ニューマシンで戦うシリーズ序盤にはいつ信頼性問題が起きても不思議ではないのだ。1年前ここでハミルトンは、ギヤボックス交換を余儀なくされ、5グリッドダウンとなっている。この74勝目は彼自身と、メルセデスチームの『信頼性力』によるものではなかったか。

☆☆☆☆☆ シャルル・ルクレール(フェラーリ)
予選=PP/決勝=3位

トラブルによりF1初優勝を逃してしまったシャルル・ルクレール
F1バーレーンGP決勝 トラブルによりF1初優勝を逃してしまったシャルル・ルクレール

 かつてFIA F2やGP3で彼に敗れ、抜かれたドライバーたちは声をそろえて「シャルルはきっとやってみせる」と予測していた。それが2戦目で実現……、いや実現しかかったドラマティックレース。

 この週末を通じて最も印象的なのは同じSF90の挙動が日増しに違って見えたこと。ベッテルの方がふらつき“新人”のようで、彼の方がベテランみたいにセットアップを高めていった。たった2戦目でニューマシンを最適に仕上げた技量に誰よりも驚いたのは、4冠王であろう。

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