4周目に1コーナーでフォース・インディアに仕掛けたザウバーのマーカス・エリクソンがコースオフしてグラベルにストップ、セーフティカーが出動すると、このタイミングで先頭のハミルトンと3番手ロズベルグのほか、リカルドやマッサなど多くの上位勢がピットインして新品タイヤに交換。ここでメルセデス2台はハードタイヤを履いてコースに戻るが、ポジションを優先してコースに留まったベッテルは、7周目のレース再開後も中古のミディアムタイヤで安定したペースを披露。逆に、5番手に下がったハミルトンは同じくコースに留まっていた前3台を10周目にしてようやくパス、2番手に復帰するがトップ走行のフェラーリからは10秒も離されてしまった。

 先頭のベッテルは8秒差に迫られた17周目にようやく1回目のピットストップを敢行。ここでミディアムタイヤを履いたベッテルはトップ浮上のハミルトンから12秒差、2番手ロズベルグの4秒後方となる3番手でコースに復帰すると、すでにハードタイヤで15周程度を走ったメルセデス勢に周回ごとに迫っていき、21周目にロズベルグを交わすと、24周目のバックストレートで王者ハミルトンをオーバーテイク! 再度トップ浮上を果たす。

 その後、レースリーダーのベッテルは2度目のピットストップで20秒以上後方に下がったメルセデス勢をリードして快調にトップを走行。ミディアムタイヤに履き替えた2番手ハミルトンには1周1秒づつその差を縮められるが、2ストップ戦略をとるベッテルは、3ストップのメルセデス勢に対して完全に主導権を握った状態で、37周目に最後のピットストップを問題なくこなすと、翌周3度目のピットストップを行ったハミルトンを14秒後方に置き首位を堅持。そのまま最終スティントもメルセデスとの差をコントロールしたベッテルは、最後もハミルトンを8秒差で退け、歓喜のトップチェカーを受けた。

本日のレースクイーン

知念佑ちねんゆう
2026年 / スーパーGT
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