「だから自分に一番近いところにいる人物がいつだって最大の脅威だ。特に彼(バルテリ・ボッタス)は素晴らしいラップを走ることがあるからね。チームにとって良いことだし、彼はチームでのポジションを得るにふさわしい人物だ。彼が次のレベルにステップアップするのを見るのは嬉しいことだよ」

 しかしハミルトンはボッタスと互いに戦うよりも、他のチームと戦う方を好むという。

「チームメイト同士の戦いは、他のチームとの戦いほど面白いものではない」とハミルトン。

「それがF1というものだ。コースに到着して、最高のバトルを仕掛けてくる他のチームと競い合う。つまり、戦いを心躍るものにしてくれるドライバーがふたり、側にいるということになる」

「そうしたことが起きていない状況は、競争という観点で言えば、圧倒的につまらないものだ。チーム内での争いだけというのはF1のあるべき姿ではない。けれどもこれが実態であり、過去にも同じようなことはあった。でも、チームのスタッフが優れた仕事をしているだけで、僕たちの過失ではないよ」 

 1シーズン中にすべてのレースで優勝したF1チームはこれまでないが、1988年にはマクラーレンが16戦中15戦で優勝している。そしてイタリアGPでアイルトン・セナが周回遅れのマシンを抜く際にクラッシュしていなければ、チームは16勝を達成できていたはずだ。

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