バーレーン後、ルノーはコンロッドのデザインの欠陥を修復するための作業に取り組んだ。対策を完了するまで、ルノーはエンジンのパフォーマンスを抑えて使用するしかなかったという。

「冬の間にはこの問題に気付かなかった。バックアッププランを用意していなかったのだ。同時に、対応策としてパワーを大幅に下げて走らなければならず、それがチームにとって大きな打撃となった」とアビテブールは言う。

「しかしチームの全員が素晴らしい仕事をした。5週間のなかで問題を特定し、理解し、新しいデザインを作り上げ、新しいパーツを調達し、テストし、スペインに間に合うようにワークスチームとマクラーレンのための新しいエンジンを製造した」

「そういうわけでスペインで新しいエンジンを導入した」

 スペインGPでテストを行った後、モナコではパワーをフルに使用することができると、予選前にアビテブールは述べていた。「決勝ではフェラーリおよびメルセデスと同レベル、予選ではフェラーリの下」のポテンシャルがあると彼は主張し、実際、リカルドとヒュルケンベルグはパワーユニットに関してポジティブな感想を示していた。しかし決勝でリカルドは戦略がうまくいかず、ヒュルケンベルグはシャルル・ルクレールとの接触により、2台とも期待どおりのリザルトを残せずに終わった。

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