首位ハミルトンはファステストラップを連発しながらボッタスとのギャップをじわじわと広げていく。ルクレールはメルセデスAMG勢に着いていけずギャップはさらに広がっていき、2秒後方にフェルスタッペンを抱えたままの走行を強いられる。ベッテルはその8秒後方で5番手につける。

2019年F1第8戦フランスGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
2019年F1第8戦フランスGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)

 マクラーレン勢はそこからさらに7秒後方に続き、6番手サインツから17番手ロマン・グロージャン(ハース)まではほとんど差がないトレイン状態が続く。ガスリーはその中に埋もれてなかなかポジションを上げられない。15周目にはクビアトがハース勢を抜いてアルボンの後方15番手まで挽回してきた。

 16周目、リカルドがピットインしハードタイヤに履き替える。マグヌッセンも同様にピットインしてハードタイヤに換えた。翌周ガスリーも反応してピットインし、ハードタイヤを履いてリカルドの前でコースに復帰しアンダーカットを防いだ。しかしバックストレートでリカルドにDRSを使われて抜かれてしまう。

 18周目にはノリスとペレスがピットインし、ペレスは1周目のコースカットで科された5秒加算ペナルティをここで消化する。サインツも19周目にピットインを済ませ、ノリスの前で戻った。

 20周目にフェルスタッペンがピットインし、ベッテルは逆にステイアウトして第1スティントをできるだけ引っ張る作戦を採る。そしてフェラーリは翌周ルクレールをピットインさせてフェルスタッペンのアンダーカットを阻止する。

 ボッタスは23周目にピットインするが、ハミルトンは「タイヤはまだ良い状態だ」と23周目にファステストラップを記録。そして24周目にピットインして盤石の体制でハードタイヤを履いてトップのままコースに復帰する。

 ベッテルは25周目のターン1で左フロントをロックアップさせてしまい、ピットイン。ハードタイヤに交換してフェルスタッペンの後方5番手でコースに復帰する。これで首位ハミルトン、2番手ボッタスは12秒後方、さらにそこから4.5秒差で3番手ルクレール、さらに8秒差で4番手フェルスタッペン、その6秒後方にベッテルというトップ5となった。

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