ところが、1回目のピットストップでフェルスタッペンと同じミディアムタイヤを装着していたルクレールは、スタート時にソフトタイヤを使用。すでに2種類のタイヤを使っており、必ずしもピットインする必要がないため、迷いが生じてしまった。最後まで走りきれないという判断を下したフェラーリは、フェルスタッペンの1周後となる20周目に、ルクレールをピットインさせたが、時すでに遅し。

「チームはとてもいい決定をしてくれて、2回目のピットストップのときにハードタイヤにしてくれた。それでシャルルに対して有利になることができた」というフェルスタッペンは、再びルクレールを逆転した。

 コース上でほとんど互角だったルクレールvsフェルスタッペンの戦いは、ピットクルーも含めたチームの総合力によってレッドブル・ホンダが勝利した形となった。

 レッドブル・ホンダとフェラーリのもう一方のドライバー同士の戦いはどうだったか。5番手からスタートしたガスリーはスタート直後にベッテルにポジションを奪われたものの、ミスのない走りを披露していた。

2019年F1第10戦イギリスGP セバスチャン・ベッテルの追突でコースアウトするマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第10戦イギリスGP セバスチャン・ベッテルの追突でコースアウトするマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 ベッテルはセーフティカー導入のタイミングでピットインしたのが功を奏して3番手に浮上するが、フェルスタッペンにオーバーテイクされた直後のブレーキングで判断をミス。フェルスタッペンに追突して最後尾まで落ちた。

 ガスリーはルクレールにオーバーテイクを許したが、ベッテルもフェルスタッペンに抜かれている。ただ、ガスリーが冷静な走りに徹していたのに対して、ベッテルはミスを犯した。

 連続表彰台はならなかったが、総合力ではレッドブル・ホンダのほうがフェラーリを上回っていたイギリスGPだった。

2019年F1第10戦イギリスGP決勝レース後、セバスチャン・ベッテルが謝罪に訪れている
2019年F1第10戦イギリスGP決勝レース後、セバスチャン・ベッテルが謝罪に訪れている

2019年F1第10戦イギリスGP決勝レース後、セバスチャン・ベッテルが謝罪に訪れている

本日のレースクイーン

松尾春菜まつおはるな
2026年 / オートサロン
EXIZZLE-LINE
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    2026年のF1シーズン開幕を記念して、autosport web shopでは対象のF1新作グッズをご購入で送料無料となるフェアを開催中!

    新作アイテムはもちろん、気になっていた過去シーズンの人気商品を一緒にご購入いただくのもおすすめ。