同位:カルロス・サインツJr.(マクラーレン)/25☆
5位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)/25☆
4位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/25.5☆
3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)/26☆
2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)/35☆
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/40☆
ボッタスの星獲得は序盤に集中している。初戦を制し3連続PPのスタートダッシュ、第4戦時点ではポイントリーダーだったのだ。その勢いが夏になるにつれて薄れ、もうひとつ攻めきれないまま前半を終えた。
一方、マクラーレンのエースにふさわしい力量を示してきたのがサインツ、レースの筋目を読みとり9戦8回入賞。中間チームのトップ、ランク5位を固めていった。
ルクレールの満点☆は、PPから快走もPUトラブルによって3位惜敗した第2戦バーレーンGPと、フェルスタッペン相手に烈しいマッチレースを演じた第10戦イギリスGP。前半未勝利もいきなりフェラーリで“プレゼンス”を発揮、言動や真摯な姿勢がフレッシュな印象を与えたのではないだろうか。
ルクレールからその差わずか0.5で、星獲得数の4位はベッテル。あの第7戦カナダGP痛恨のミスによるペナルティ降格2位の後、つらい時期がつづいた。それを母国ドイツGPで20番手から2位入賞して払拭、本来の粘り強さを第12戦ハンガリーGPの3位で示した。

シリーズリーダーたるハミルトンの満点☆は、第6戦モナコGP、ほかに4☆が最多5回も。そつのないレースをコンスタントにみせつけてきた王者の地力である。

最多獲得はフェルスタッペン、ハミルトンに5星の差をつけて輝く。満点☆が4回ある。3位表彰台の開幕戦オーストラリアGPと第5戦スペインGP、そしてレッドブル・ホンダ1勝目をあげた第9戦オーストリアGP、そして2勝目の第11戦ドイツGP。

