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F1 ニュース

投稿日: 2019.08.23 07:30
更新日: 2019.08.22 16:53

ホンダ本橋CEが前半戦を総括:ベストレースは3位表彰台のF1ドイツGP。「すべてが噛み合って出せた結果」

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F1 | ホンダ本橋CEが前半戦を総括:ベストレースは3位表彰台のF1ドイツGP。「すべてが噛み合って出せた結果」

――アルボンにしても、上位入賞の可能性が十分にありました。
本橋CE:そこは少し残念なところです。レースなので、何があるかわからない。その中で最大限のパフォーマンスを発揮するのが、醍醐味でもあるわけですが。

――シーズン後半戦は、ドライコンディションでもあれだけの走りができそうな手応えはありますか?
本橋CE:ありますよ。ドイツGPから学んだこともたくさんありますし、その次のハンガリーGPですでに改善した部分もあります。それでもまだ車体、パワーユニットともに課題はいくつも上がってますが、ひとつひとつクリアしていくつもりです。惜しかったねという戦いから、もうひとつ上のレベルに上がる。それが後半戦の目標です。車体もパワーユニットも今後のアップデートが期待できます。

F1第12戦ハンガリーGP
F1第12戦ハンガリーGP

――本橋さんの「惜しかったね」というのは、Q3に行けるか行けないかという予選がひとつの典型ですね。

本橋CE:はい。予選順位の向上は、ひとつの課題です。金曜日から土曜日にかけてのセットアップはうまくいったのですが、ただイニシャルセッティングが合っていないと、初日の作業量が増えて対応しきれないこともあります。予選そのものでは、トラフィックに引っかかることが何度もありました、そこも改善点のひとつだと思っています。

――レースペースは悪くないのにポイントに届かなかったのは、やはり予選順位が響いていますか?
本橋CE:そう思います。中団グループはパフォーマンスも接近していることから、レース中も集団になって走るシーンが多いです。その場合、その中での車体挙動やタイヤ温度などが、今ひとつ掴みづらかったりします。クリーンエアとの違い、変化の大きさをきちんと戦略に取り込んでいくことが、必要になるでしょうね。

――中団グループではマクラーレンが頭ひとつ抜けてますが、それ以外のチームとは十分戦える手応えは感じていますか?
本橋CE:はい、十分に感じています。なので取りこぼしなどを極力防いで、取れるポイントをきちんと取っていく。それができないと、中団グループの中で上に行くのは厳しいでしょうね。

F1第12戦ハンガリーGP
F1第12戦ハンガリーGP


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