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 2016年F1マレーシア決勝で、ルノーのケビン・マグヌッセンはリタイア、ジョリオン・パーマーは10位だった。

■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=リタイア
 スタート直後に(セバスチャン・)ベッテルと(ニコ・)ロズベルグのアクシデントがあり、後続の全員が回避行動を取る中で、僕は「サンドウィッチの具」になってしまった。みんなが一斉にブレーキを踏み、インサイドへ寄ってきたんだ。すでにイン側にいた僕はどうすることもできず、誰かに追突されて、玉突きのように前のクルマをヒットした。まあ、モーターレーシングでは時々起きることだよ。

 僕はすぐにフロントウイングを交換してプッシュし続けたけど、ブレーキのクーリングダクトが壊れていて、ブレーキ温度がどんどん上昇し、リタイアせざるをえなくなった。

 それでも、今回は前途に希望を持てる週末だった。このクルマを着実に速くしていくことができたからだ。このレベルのパフォーマンスを維持できるように、今後もプッシュしていくつもりだよ。前回は僕がポイントを獲り、今度はジョー(ジョリオン・パーマー)がポイントを記録した。ポイントこそが、チームのみんなの望んでいるものなんだ。

ジョリオン・パーマー 決勝=10位
 ついにポイント獲得者になった! 本当にうれしくて、ハッピーだ。この週末は全体がポジティブなもので、レースも最後まで順調だった。いつもこんな風に、すんなり行くといいんだけどね。

 ただ、週末の初めからずっといい手応えを得ていただけに、予選の結果にはガッカリしていたんだ。レースでは順調に走り、その埋め合わせをすることができて本当に良かった。クルマは僕が必要としていたものを全部与えてくれた。タイヤをうまく扱うこともできたし、戦略とピットストップに関してはチームがすばらしい仕事をした。そして、少しばかり運にも恵まれ、最終的にすべてがうまくまとまって10位でフィニッシュできた。

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