Q3では各車ともソフトタイヤでアタック。ただしノリス、ガスリーは1セットしか新品が残っていないため中古セットでのアタックとなる。
まずここではセクター1でルクレールが最速、セクター2ではボッタスが最速タイムを刻んで1分32秒029でボッタスがトップに立つ。
ベッテルは最速セクターこそないものの0.012秒差で2番手、セクター3最速のフェルスタッペンは0.162秒差の3番手で、ルクレールは0.198秒差で4番手、ハミルトンは0.292秒差で5番手、アルボンは0.519秒と差を付けられて6番手に留まった。
ダニエル・リカルド(ルノー)は1回のみのアタックとしてライバルに先駆けて最後のアタックに入る。トラフィックに引っかかることなくクリアラップで1分33秒488を記録したが、サインツが新品ソフトで記録したタイムには0.6秒及ばなかった。
残り3分で各車が最後のアタックへ。
1回目のアタックではラップの後半でリヤタイヤのグリップ低下を訴えたフェルスタッペンだったが、2回目のアタックではターン1で左フロントをロックアップさせてしまう。1分32秒096まで縮めたもののボッタスとベッテルを上回ることはできず。
最後のアタックでボッタスもベッテルも自己ベストタイムを更新することはなく、そのままボッタスのポールポジション獲得が決まった。
2番手ベッテル、3番手フェルスタッペン。ハミルトンはアタックをアボートしてピットに戻り、4番手ルクレール、5番手ハミルトン、6番手アルボンという結果になった。中団勢はサインツもタイムを更新できなかったがノリスに0.328秒差をつけて中団勢トップの7番手。ノリスが8番手、9番手リカルド、ガスリーは1.572秒差の10番手に終わった。