フェラーリPU組の、ハースさんとアルファロメオさん。
ハースさん家はQ1敗退、ロメオさん家はQ2敗退ですが、レッドブルさんとは逆で、伸びしろがたぶんもうありません。
どうせ終盤なんだから、ペナルティくらってもPU交換しちゃえばいいじゃない! と素人のわたしは思うのですが、
どうせ終盤なんだから、今期はもう、このままでいくんでしょうね。
ハースさんファンも、ロメオさんファンも、しんどいシーズンになってまいりました。
決勝の観客席は、どこもかしこも満員御礼!
よそ様の国ながら、なんだかうれしくなりますねぇ。
ちょうど死者の日のタイミングなので、あちらかちらにガイコツさんがたくさんいて、楽しさ倍増でございます。
あと観客席のウェーブが、何度やっても続かないのが興味深く。
このメキシコでチャンピオンが決定するかどうかは、ボッタスさんの成績次第。
そのボッタスさんは、予選でマシンを壊してしまいましたが、決勝には無事間に合いましたよ!
よかった、せっかくのチャンピオン争いは、ちゃんと競って決めてほしいですものねぇ。
その決勝スタートは、とてもカオスでありました……。
ルイス・ハミルトンさんは、セバスチャン・ベッテルさんに押し出され、フェラーリ同士も接触し、さらにはハミさんとタッペンさんは場外へ。
タッペンさんは、ハミさんに意図的に押し出されただろうと思ってしまいましたが、車載カメラの映像を見るに冤罪のようですよ。
ハミさんは変なハンドルの切り方してなさそうだし、なるほど、これみんなタイヤが温まってないせいだったんですね。
ハミルトンさん、すみませんでした。
"It was hair-raising!" ?
Lewis Hamilton and Sebastian Vettel attempt to explain the Lap 1⃣ drama…#MexicoGP ?? #F1 pic.twitter.com/lrwTjBxOSg
— Formula 1 (@F1) October 28, 2019
ということは、我らがキミ・ライコネンさんのスタートがクソ(失礼)だったのも、タイヤのせいなのかな。
ウイリアムズとハースにサンドイッチの具にされてしまったのも……。
いいえ、すべての元凶は、スタートが悪かったせいなんです。わかっているんです。ううう。
タイヤさん、すみませんでした。
8番手にまで下がってしまったタッペンさんは、前にいるボッさんを抜かしましたが、すぐに抜き返されまして。
タッペンさん、予想外の場所でボッさんを抜いたので、わたしも驚きましたが、たぶんボッさんも驚いたんだと思います。
ボッさんカッターでパンクしてしまいまして、ピットイン。
タッペンさん“振出しに戻る”でございます。
棚ボタ(失礼)ポールポジションだったシャルル・ルクレールさんは、アレクサンダー・アルボンさんにつられたのか、早々にピットインしてミディアムに。
これで、2ストップ確定です。
ベッテルさんのタイヤマネージメントがうまかったから、1ストップにつながったといえるのかもしれませんが、
いつまでもいつまでも、ピットインしないベッテルさんを見て、ルクレールさんは何を思ったのでしょう。
結果、1位を捨てた形になっちゃったのが、なんとも気の毒なルクレールさんでございました。
「日本GPのポイントを返せ」(レース後に失格)とばかりに、セルジオ・ペレスさんを終始追いかけまわしていたダニエル・リカルドさん。
ペレスさんの後ろではございましたが、8番手で入賞いたしましたよ!
ニコ・ヒュルケンベルグさんも、最後の最後でダニエル・クビアトさんにぶっ飛ばされましたが、復活の10位入賞でございます。
ルノーさんのポイントが増えてよかった、よかったよ!
いつもの担当エンジニアさんがお休みだったせいかもしれませんが、終始、戦略に疑問を投げかけていたルイス・ハミルトンさん。
レース後に「素晴らしい戦略をありがとう」とおっしゃっておられたようですが、いまここで言わせてください。
「どの口がいう」
ハミルトンさんは、後でエンジニアさんに何かおごってあげていただきたい。
Ten wins in 2019 ??????????
And tantalisingly close to that sixth world title ?
Your race winner… @LewisHamilton!#MexicoGP ?? #F1 pic.twitter.com/dEQZZcqlka
— Formula 1 (@F1) October 27, 2019
すごろくのようなレースをしていたタッペンさんは、6番手でレースを終えられました。
これポールスタートだったら、勝てていた気がするのですが、どうでしょうか。
なんとも未練が残るレースではございましたが、ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれました。
今回、良くも悪くもレースを盛り上げてくれたのは、間違いなくタッペンさんですよ。
パーティー会場のような表彰台、いいですねえ、最高でしたねぇ。
決勝だけでも観にいってみたいものですなあ。
そして夢のようなグランプリのあと、ふと現実に戻りましたら朝でございました。
日本のみなさん、大変お疲れさまでした。