ホンダがこの一年で大きく前進したことは、レッドブル・ホンダの成績だけでなく、トロロッソ・ホンダの成績にもよく表れている。昨年のトロロッソはコンストラクターズポイント33点で選手権9位に終わったが、今年は最終戦を残してすでに83点を獲得している。選手権でも5位のルノーと8点差。簡単ではないが、不可能ではない。

 アブダビGP初日のフリー走行では、ホンダPUを搭載する4台のマシンがトップ10に入った。上位2台のメルセデスがやや抜け出しているようだが、3番手と4番手のフェラーリ勢とはほとんど差がない。フェルスタッペンも「全体的にはかなり満足しているけど、バランスについては完全にハッピーではないので、まだ改善できる余地がある」と、確かな手応えを語った。

 ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターも「金曜日の状況を見ることで、このあとどれくらい使えるかが見えてくる。(これからデータを分析して)予選とレースで持っている性能を最大限使えるように準備したい」とレッドブルとトロロッソへのバックアップを誓った。

 悔いを残すことなく、シーズンを締めくくる今シーズン最後の戦いが始まった。

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