フェラーリは残り4戦でレッドブルと戦い、コンストラクターズ・チャンピオンシップで再び2位の座を取り戻せるかとの質問に、ライコネンは以下のように答えた。
「この週末、僕らはスピードがあった。しかし、結果として僕らの持っている本当のスピードを見せられなかった」
「レースではチームの間でたくさん順位の入れ替えがあった。次のレースではどこまで行けるかは分からない」
「僕はいい感じだったよ。すべてがうまく行っていたし、車のハンドリングもここではよかった。次のレースでも同じだといいけどね」
フェラーリは日本で改良したターニングベーン、ノーズ下のバットウイングを含む新しい空力パーツを試した。マレーシアでの初回テストの後に“小さな改良”を施したことをライコネンは認めた。
「僕らは前回のレースで少し使ってみたんだが、ここでも使って比べてみることにしたんだ」と彼は言った。
「週末はペースが良かった。だから、それが役に立つと思わなかったら改良パーツは乗せないよ」
「夜と昼ほどの違いではない。ここかあそこかといった小さな違いなんだ」
「このおかげで前回のレースより競争力があったとは言えないよ。僕は何が理由か分からないのだから。でもそれらすべてが役立っているんだ」