東京オートサロン2020ブログ第1回目
気を取り直して西ホールはエンケイのブースへ。こちらにはF1世界選手権においてマクラーレンF1が2019年シーズンに使用したホイールが展示されています。

詳しく見ていきましょう。材質はマグネシウム。約40キロの塊から約4キロのホイールを削り出すそう。

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ホイールの内側に凸凹がある箇所があります。この部分でブレーキローターからの熱を効果的に吸収し、タイヤの内圧コントロールに生かす設計のようです。

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デザインにも重要な意味が込められています。ホイールのスポークをつなぐフィンも3D形状になっており、また奥側はガーニーフラップ的な突起形状になっています。

どうやらこの形状によってホイール内側から吐き出される空気が効率的かつ整流された状態で排出されるとのこと。車体の側面を通る空気は重要な要素としてマクラーレン側から要望があったそう。

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リム部の内側、タイヤが接地する部分にはホイールとタイヤが空転しないような滑り止め加工が施されています。同じ処理はスーパーGTのホイールにもされているそうです。

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リヤホイールの内側には内圧と温度を測る為と思われる加工個所が無数にあります。またスポーク部の内部は翼断面を増やし剛性アップの為の肉抜きが施されています。

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ハブ径も見てみましょう。こちらがスーパーフォーミュラのSF19用。

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こちらがF1用です。一概に言えませんが、やはり入力Gを計算するとこのぐらいの太さになるのでしょう。普段F1に触れる機会はない私ですが、ホイールだけを見てもそのすごさを垣間見ることができます。

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一方こちらは屋外イベント会場でデモランが行われているD1グランプリ。私が撮影した『D1グランプリ2020カレンダー』をD1 SNSをフォローしてくださった方に、数量限定でカレンダーをプレゼントしているそうです。詳しくはhttp://www.d1gp.co.jp/03_sche/2020/dr2001/を見てみてください。

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中身はこんなになっております。D1グランプリは今年で20周年。クルマの遊びだったドリフトがFIA競技にまで発展しました。きっと2020年シーズンも激しい戦いになると思います。皆さまどうぞ会場に来て観戦してみてください。

東京オートサロン2020ブログ第1回目
さあ『東京オートサロン2020』も残すところあと1日。皆さまどうぞお誘い合わせの上、お楽しみ頂ければと思います。ブログ2回目はオートバイ、そして“ギャルパラ”撮影ブースの裏側をご紹介したいと思います。お見逃しなく!

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