チーム代表のフレデリック・バスールも同様に、ルノーが上昇気流に乗っていると考えているが、予選パフォーマンスがまだ不足していると語った。
「FP3ではパフォーマンスが良かったし、レースでもだいたい同じペースだった。我々はウイリアムズと戦っていた」とバスール。
「予選で何が起こっているのかを正確に理解しなくてはならない。あまりいい仕事ができなかった。予選ペースを改善しなければならない。それが週末を戦う上でのカギになるのは間違いない」
「我々はダウンフォースが欠けているし、予選では状況を100パーセント活用できたとはいえない」
「FP3と予選を見てみれば、8位と20位のタイム差は極めて小さかった。つまり、好調に戦えればグループのトップになるし、ひとつでもミスをすればグループの最後尾に落ちるのだ」
【2016年ルノーF1のペースの変化】
(各週末の全車中の最速タイムに対するルノーの最速タイム:英AUTOSPORT集計)
オーストラリア:104.060%
バーレーン:104.121%
中国:103.429%
ロシア:103.752%
スペイン:103.201%
モナコ:103.309%
カナダ:103.635%
アゼルバイジャン:103.734%
オーストリア:102.587%
イギリス:103.906%
ハンガリー:102.464%
ドイツ:103.057%
ベルギー:101.631%
イタリア:103.815%
シンガポール:104.134%
マレーシア:102.614%
日本:102.371%