「あなたは他人の意見ばかり口にしているよね。僕はここにいる全員に喜んでもらうために勝つんじゃない。意見は人それぞれだしそれで良いと思う。F1というのはそういうものだ。僕は自分を応援してくれる人のためだけに集中するよ」
バーニーの発言については「彼と個人的に話したけど、あれは本当に彼の意図したところではなかったらしい。僕にとっては重要なことじゃないし、僕は自分のことに集中する」とかわしました。
ロズベルグはずっと以前から「選手権のことは考えず目の前のレースで勝つことだけに集中する」と言い続けてきました。このスタンスについて、やはり英国人記者から「そのスタンスはそれが上手くいくという結論に辿り着いたからなのか、心理マネージメントの専門家にアドバイスされてのものなのか?」と厳しい指摘が。
しかしロズベルグはこれにも「僕にとってシンプルに目の前の瞬間に集中して戦うのが上手くいっているから、単純にそれが正しいと思っただけだよ」とソツなく答えます。
ロズベルグがこういう性格だからこそ、イギリス人記者たちはロズベルグがチャンピオンになったらつまらないとどこかでバーニーに共感しているのかもしれません。
