レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2020.08.29 21:11
更新日: 2020.08.29 21:19

【気になる一言】投資会社の背後にエクレストンの噂。ウイリアムズ副代表は「バーニーは新オーナーではない」と否定

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | 【気になる一言】投資会社の背後にエクレストンの噂。ウイリアムズ副代表は「バーニーは新オーナーではない」と否定

 ブラッド・ホリンガーとは、医療関係の事業が専門のアメリカ人で、ニック・ローズ、エディ・チャールトンに続いて、3人目のノン・エグゼクティブ・ディレクターとしてウイリアムズに加入。2015年にはトト・ウォルフが最後まで保有していたウイリアムズの株式5%を買い取り、持ち株比率を15%としてウイリアムズの第2位株主となった人物である。

 するとクレアは、最初の質問に対しては、「いいえ、ほかに株式を持っている者はいません。ドリルトン・キャピタルはウイリアムズの持ち株をすべて購入したので、彼らが100%の所有者です」とキッパリと言い切ったものの、ふたつ目の「ドリルトン・キャピタルの背後にいるのは誰か?」という質問には、「申し訳ありませんが、2番目の質問についてコメントすることはできません」と口をつぐんだ。

 それが、メディアの間でさまざまな憶測を生むこととなる。というのも、ドリルトン・キャピタルとウイリアムズは、『BCE』と呼ばれる投資会社を通じて取引を行っていたからだ。これは、偶然にもバーニー・エクレストンの正式名である『バーナード・チャールズ・エクレストン』の頭文字だ。ドリルトン・キャピタルの背後にいるのはバーニーなのだろうか?

 するとクレアは笑って「その記事は私も見ました」と言い、こう続けた。

「それで先週の初めにエクレストン氏に、『背後にいるのはあなたなの?』と尋ねました……というのは冗談ですが、バーニーは私たちの新しいオーナーとは何の関係もありません。ドリルトン・キャピタルは完全に独立した会社です。バーニーはウイリアムズの新しいオーナーではありません」

「オーナーは変わりましたが、私はここにいますし、自分の役職である副チーム代表の仕事を続けます。そして、私の父はまだチームの代表のままです。それ以上のことは、いまはお話しできません」

 いったい、ドリルトン・キャピタルとは何者なのか。その背後にいるのは、だれなのか。ちなみにウイリアムズの本拠地であるグローブのファクトリーもそのままで、移転の計画はない。

クレア・ウイリアムズ(ウイリアムズ 副チーム代表)
2020年F1第7戦ベルギーGP金曜会見 クレア・ウイリアムズ(ウイリアムズ 副チーム代表)
ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2020年F1第7戦ベルギーGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)
2020年F1第7戦ベルギーGP ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)


関連のニュース