アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが劇的勝利を収めた、先週の第8戦イタリアGP。一方でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、パワーユニット(PU)トラブルでリタイアを喫した。高温の状況がトラブルの原因になったとのことだが、幸い本体にダメージはなく、今後も継続使用できるとのことだった。
F1初開催の今週末のムジェロは1km以上のストレートを含むパワーサーキットで、スパ・フランコルシャン、モンツァに続いて、パワーユニットには過酷な週末となる。ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは、「モンツァ並みの高いエンジン全開率なのは確かですが、エンジンの使い方やエネルギーマネージメントの準備を重ねてきた」と、語っていた。