●ハミルトンも冷や汗の予選ハイライト

 予選Q2終了の2分15秒前、ベッテルがまさかのスピン&クラッシュで赤旗中断に。1回目のアタックでトップタイムを記録するもトラックリミット違反でタイム抹消となり、再度タイムを出しに走行していたハミルトンはなんと最終コーナー手前でまさかの振り出しに。

 ハミルトンに限らず多数のドライバーがタイムを出せずにいたため、赤旗解除を目前に各マシン我先にとピットロード出口に向かう。そして後方から出走したハミルトンはミディアムタイヤからソフトタイヤに履き替え、最後は前車とのスペースを保ちながら残り1秒というところでスタートラインを通過。

 なんとか4番手タイムをだして予選Q3進出を果たしたが、肝を冷やしたに違いない。

 予選Q3で光る走りを見せたのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。今シーズンは昨年以上にメルセデスの速さが際立っている。そんな中でバルテリ・ボッタス(メルセデス)を0.089秒上回りフロントロウを獲得。

 決勝レースではトウ(スリップストリーム)を使いやすいコース特性上、スタートがうまく決まれば早々のトップ浮上も現実味を帯びてくる。

 レース前にはマシンバランスの取り方に苦悩していたと語っており、望外の結果にフェルスタッペンは「HA! HA! HA! 楽しいラップだった」と珍しく喜びを表現した。

 予選Q2アタック中に悲運のベッテルを目の前で見ることになった同僚のルクレール。間一髪でベッテルのマシンを交わしたのは「さすが」の一言に尽きる。ルクレールは「なんてことだ、ものすごく近かったよ」と驚きを隠せない。

 そしてQ2敗退が決まったルクレールはマシンを降りる際に思わず感情を吐き出す。

 一方、クラッシュして分離したフロントウィングを自らの手で回収するベッテル。その姿には悔しさとつらさが伝わってくる。

 モンツァで初優勝、ムジェロで早々にリタイアとジェットコースター気味なアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。今回の予選ではいつもどおりの速さを見せ予選Q3に進出し、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)の前9番手から出走することとなった。

 予選Q1でホームストレート最速タイムを記録したのはウィリアムズのジョージ・ラッセル。快走を見せ13番手タイムで予選Q2への進出に成功し「Q2、恋しかったよ」とご満悦。さあ、次はポイント獲得だ。

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