2021年シーズンをもって、パワーユニット(PU)サプライヤーとしてF1世界選手権への参戦終了を発表したホンダ。2015年にF1に復帰してから、マクラーレン、アルファタウリ(トロロッソ時代含む)、レッドブルの3チームにPUを供給してきたホンダだが、2050年の『カーボンニュートラル社会』の実現を目指し、F1参を終了する。
今回の発表に伴い、記者会見に出席したホンダの八郷隆弘社長は、現在PUを供給しているレッドブルやアルファタウリへの感謝を述べた。カーボンニュートラル社会の実現に向け、新たな研究開発機関の設立なども明らかにし、この発表は“新たな挑戦に向けた決意表明”だと語った。