ハミルトンは261戦中91勝をあげて、34.87パーセントの勝率を誇っている。スチュワートは、現在の方がシーズンあたりのレース数が多いため、より多くのレースを勝つことが可能であると述べ、記録だけでハミルトンを史上ベストドライバーとみなすべきではないと主張している。スチュワートはまた、「私のなかではファン・マヌエル・ファンジオが史上最も偉大なドライバーだ」「今のドライバーの方が圧倒的にプレッシャーが少ない状態で戦っている。ファクトリーに行ってシミュレーターに乗ることもできるのだ。まるで違う世界だ」と語っている。

2019年F1モナコGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)とジャッキー・スチュワート
2019年F1モナコGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)とジャッキー・スチュワート

 ハミルトンはその発言に次のように言及した。

「僕は過去の伝説的なドライバーたちに対して大きな敬意を持っている。たとえ僕について、年がら年中否定的な話をし続けている人に対してもだ」とハミルトンは皮肉を込めて語った。

「彼らのことを今も高く評価している。違う時代を戦っていたことは分かっているからね。彼らにとってそれは信じられないくらい厳しいものだった。20年前を振り返ってみるとね……」

「僕は、自分の話をこれから参入して後に続く若いドライバーたちにするつもりはない。なぜなら古株のドライバーの責任は、できる限り明るく輝いて、彼らを勇気づけることにあるからだ」

「誰かが現れる。マックス(・フェルスタッペン)か誰かが、僕が最終的に達成した記録を追いかけるんだ。彼がその記録を破らないでいることを願うのは、誤った考えだ。ポテンシャルを完全に生かせるよう、彼らを励ますべきなんだ。そして結果として彼らが記録を達成するなら、素晴らしいことだと思う」

 ハミルトンは2014年以来、平均10勝を挙げ続けている。

「願わくば、より多くの記録を破り、記録を作りたいものだ。僕はまだ終わっていない。もっと向上できると感じるし、今も最高レベルの走りができると思っている」とアイフェルGPで優勝した後にハミルトンは語った。

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