またこれを機に、続々と上位勢が1回目のタイヤ交換に向かい、オーダーはハミルトン、ロズベルグ、ペレス、リカルドと続いたが、予選4番手ながらギヤボックス交換で9番手スタートを強いられたロータスのロマン・グロージャンが、次第に前とのギャップを縮めていき、20周目までにリカルド、ペレスを立て続けにオーバーテイクして3番手まで浮上してくる。

 しかしその20周目に5番手のリカルドがマシントラブルでコース上にストップすると、バーチャル・セーフティカー(VSC)が導入され、この間に3番手グロージャンをはじめ数台のマシンが2度目のタイヤ交換を済ませる。これでオーダーは、ハミルトンとロズベルグのトップ2に続き、上位勢の中で1回目のピットストップを最後に行っていたフェラーリのセバスチャン・ベッテルが3番手に浮上した。

 するとベッテルは、ここからタイヤを労わりながら周回を重ねていき、上位勢ではただひとり1ストップ戦略でチェッカーを目指していく。だが、徐々にレースが進むにつれ、ベッテルよりも7周分新しいタイヤを履く4番手のグロージャンがフェラーリとの差を縮めていき、35周目には両者の差が2.2秒まで接近した。

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