「今までにない、変わった予選でした」。予選終了後の囲み会見で、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは開口一番、そう語った。難しい状況のなか、それでもマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はメルセデスとの差をかなり詰め、初日にパワーユニット(PU)トラブルに見舞われたピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)もQ3進出を果たした。
一方、レース現場では、ホンダ撤退後の2022年以降のレッドブルとアルファタウリの動向が、大きな話題となっている。ホンダはどんな見解を持っているのか。山本雅史マネージングディレクターが答えてくれた。