キミ・ライコネン 決勝=5位
「スタートで何が起きたのか、分からない。すべての手順を正しく行ったと僕自身は思っている。でもマシンがアンチストールに入ってしまい、全く動かなかった。何が起きたのか、きちんとした説明はまだ受けていない。でもひどい出来事だ。

 このことで失ったものは大きい。2番グリッドからのスタートだったのに、数秒後には最後尾に落ちてしまったのでは、レースのポジティブな要素を見つけるのは簡単じゃない。トップ争いをする大きなチャンスを無駄にしたんだ。

 週末を通してマシンはいい動きをしていた。決勝中も挙動はよかった。マシンの力を最大限に引き出し、最終的に5位までポジションを上げた。もちろんがっかりしている。ホームレースでファンの前でもっといい結果を出したいと思っていたからね。でも最初の100メートルで最後尾に落ちたことを考えれば、いい結果だと言えるよ。

 週末を通して速さがあったのだから、今回成し遂げたことにある程度満足すべきだろう。もっと苦しむだろうと思っていたんだ。今日は、ストレートで速いマシンを何台かオーバーテイクすることができた。これは嬉しい驚きだ。僕らは正しい方向に進んでいるということだし、マシンを正しい方向に開発し、すべての面で進歩していることの表れだ。

 何かが起きてアンチストールに入った。そして数秒後には最後尾になっていた。こんなことは初めてだ。セカンドクラッチに何か問題があったのかもしれない。理由が何であれ、100パーセント正確にそれを理解する必要がある。そして必要なら何か修正をしなければ」

セルジオ・ペレス 決勝=6位
「今日はすごく楽しかった。最初から最後までかなりペースがよかったんだ。タイヤのデグラデーションもうまく管理して走れたし、今日のレースでは最大限の結果を出したと思う。ファーストスティントはかなり平和だった。

 単独で走り、後ろとのギャップを広げることができた。だから全くプレッシャーがなかった。ピットストップの後、キミ(・ライコネン)が近づいてくるのを知った。彼はすごく速かったから、あれ以上押さえつけることはできなかった。週末を通してのパフォーマンスに大満足だ。チームはこのポイントにふさわしい働きをした。

 これでコンストラクターズ選手権5位に復帰し、ライバルたちに大きなギャップを築けたという意味でも、今日の結果は重要だ。僕らはこの結果にふさわしい、いい仕事をしたと思う」

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