FIAは、2020年第15戦バーレーンGPでのロマン・グロージャンのクラッシュについて、関係者全員と協力し、すべての面において分析を行う意向を発表した。
グロージャンは53Gの衝撃とともにバリアに衝突、サバイバルセルはアームコバリアを貫通し、大きな火の手を上げた。F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターのロス・ブラウンは、このことに懸念を感じている。
ハース車の軌道と抵抗力、そしてマシンがどのようにして衝撃による恐ろしいほどのエネルギーを吸収したかということから、バリアの効率性およびグロージャン個人の安全装備といった点に到るまで、FIAの詳細な調査は事故のすべての段階と構成要素を分析するべく、何ひとつ見逃すことなく行われるという。