ブラジルGPで4レースぶりにパドックに姿を見せたヨスは、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフの要請で戻ったという見方を否定した。
ウォルフはブラジルGP前にヨスに電話し、さまざまな話をするなかで、マックスの最近のドライビングにも触れた。マックスはメキシコGPでニコ・ロズベルグに接触しており、こういったことがロズベルグとルイス・ハミルトンのタイトル争いに影響することを恐れたウォルフが、マックスに慎重な行動を促すため、父に話をしたものと考えられている。
この行動をレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは批判したが、ウォルフは後悔するようなことはしていないとし、報道のなかに誤解があると主張している。ヨスも、この件は事実よりも大げさに吹聴されていると語った。
「私が戻ってきたのは、電話や何かとは全く関係がない」とヨスは付け加えた。
「ふたつの異なった見方ができるだろうが、それもいいだろう」
「トトとはとてもうまくやっているし、起こったことは問題でもなんでもない。彼は友人なんだ」
「このいきさつについて何の不満もない。F1の世界ではマックスの話で持ちきりだ。それはF1にとってもマックスにとってもよいことだ」