2020年F1バーレーンGPでハースのロマン・グロージャンが見舞われたアクシデントについて調査を続けてきたFIAは、世界モータースポーツ評議会会合を開催した3月5日、調査報告書を公表した。
決勝オープニングラップでバリアに直撃したハースのマシンは真っ二つに割れ、出火し大きな炎が上がった。グロージャンは67Gの衝撃を受け、27秒にわたり炎に包まれた後、手に火傷を負いながらも車外に自力で脱出、無事に救助された。
調査結果によると、ハース車はガードレールに192km/hで激突、衝撃は最大時で67Gに達したという。