バーレーン・インターナショナル・サーキットで始まった開幕直前テスト。ギヤボックストラブルなどで満足に周回できず、タイム的にも下位に沈んだメルセデスを尻目に、レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが最速、そしてひとりで139周の最多周回をこなした。

「何でこんなトラブルが? というようなマイナートラブルもなく、順調にデータ収集ができた」と、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは一定の手応えを感じていたようだった。一方でアルファタウリから初めての合同テストに臨んだ角田裕毅は、燃料系トラブルで早めにセッションを切り上げた。しかし田辺TDは、「徐々にペースを上げながら、着実に走れている」と評価していた。

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