投稿日: 2021.03.23 08:10
更新日: 2021.03.22 18:39
更新日: 2021.03.22 18:39
2021年のマシン開発を行わないハース。ミックとマゼピンは“経験を積む1年”に/F1開幕直前チーム分析(7)
Shin Yasui
史上最多7度のドライバーズタイトル獲得は昨年でルイス・ハミルトンに並ばれ、2021年シーズンにも更新されてしまうかもしれない。それでも「シューマッハー」という名前が、F1で色あせてしまうことはない。父ミハエルはうち5度の王座をフェラーリでなし遂げ、低迷期にあった跳ね馬を復活に導いた。まさしくレジェンドだ。
その息子ミック・シューマッハーが、今季F1進出を果たす。受け入れ先は、ハースとなる。
ハースはフェラーリとの間に、包括的技術契約を結んでいる。パワーユニットやギヤボックスに限らず、車体の機械的な部分も大半がフェラーリの供給パーツとなる。しかしながらチーム運営に関して参入からの過去5年、フェラーリの支配は受けず、自立を貫いてきた。