突然の大雨、目まぐるしく変わる路面コンディションのなか、F1第2戦エミリア・ロマーニャGP決勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がスタートで首位を奪い、そのまま逃げ切った。1991年のアイルトン・セナ以来30年ぶりのホンダドライバーの勝利に、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは「ホンダ最終年の序盤のレースで勝てた」と率直な喜びを表明した。

 勝利の決め手となった3番グリッドからの素晴らしいスタートダッシュも、昨年の雨のトルコGPでの失敗からチームと協調して改善に取り組んだ結果だった。一方でセルジオ・ペレスを含む他の3台は、スピンや戦略ミスで期待された結果を残すことはできなかった。

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