F1第3戦ポルトガルGPのスタート前のセレモニーに参加した後、ダミーグリッドに戻ってきた角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、しばらくエンジニアと話し込んでいた。グリッドに着く前に、すでにチームのエンジニアリングルームでミーティングをしているため、ここでの話し合いはその再確認か、その後アップデートされた情報の共有、あるいはスタートの手順の確認、または天気や風向きのチェックなどである。
だが、このとき角田はエンジニアとそれ以外のテーマについて話し合っていた可能性がある。それは、土曜日の予選でタイヤがグリップしなかったことだ。