Q2は午後3時35分にスタート。ここではミディアムを履いたのはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)だけで、メルセデスAMG勢も含めてそれ以外の全車がソフトでコースイン。風速がやや強まり、メインストレートに対して向かい風、セクター2に追い風が吹いている。
トップタイムを記録したのはフェルスタッペンで、全セクターをベストでまとめて1分16秒922。2番手ボッタスに0.478秒の大差を付け、ターン15出口など細かなミスが目立ったハミルトンは0.710秒差の3番手。4番手に僅差でノリスがつけ、その後方は5番手サインツから13番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)まで9台が0.2秒にひしめく大接戦となった。
残り4分でラッセルが先陣を切ってQ2最後のアタックに向かうが、新品ソフトが残っておらず中古のソフトタイヤであったため13番手ベッテルには及ばず。残り3分で各車がコースインし、皮むきをしたソフトのハミルトン以外は全車が新品のソフトでアタック。
ここで各車がタイムを更新していくが、11番手ランス・ストロール(アストンマーティン)は0.008秒差でQ2敗退。12番手ガスリー、13番手ベッテルも0.1秒以内の差でQ3進出は果たせず、14番手ジョビナッツィ、15番手ラッセルもここで敗退となった。

