前戦ポルトガルGPで、予想外のグリップ不足に悩んだ角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)。しかし、アルガルベ・サーキットのグリップに悩まされたのは、角田だけではない。チームメートのピエール・ガスリーもまた、9番手からスタートしたレースで、残り2周でなんとかトップ10内に入り、10位でフィニッシュした後、落胆していた。
「正直に言って、今日はとても難しいレースだった。レースウイークを通じて苦戦し、予選でトップ10入りするのがやっとで、レースでもある程度予想していたとはいえ、望んでいたような展開にはならず、ポイントを獲得するのが精一杯だった」