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F1 ニュース

投稿日: 2016.04.02 15:00
更新日: 2016.04.02 16:43

ハミルトン、F1変革への熱い思いを語る「最高の満足感を味わうため、力を尽くしたい」

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F1 | ハミルトン、F1変革への熱い思いを語る「最高の満足感を味わうため、力を尽くしたい」

「僕は個人的な信条からGPDAに加入していない。だけど、本当に重要なこと、たとえば安全性などに関わる問題があれば行動をともにする。オーストラリアで、GPDAがF1を愛するがゆえに団結しようとしたとき、僕は参加したいと思った」

「彼らには、こう言ったんだ。僕も加わる必要があれば、そう言ってほしい。いつでも会合に参加して、話によっては賛同するし、支持するってね」

「細かいことは徐々に変わりつつある。ただ、それで何かが大きく変わるかどうか、僕にはよくわからないし、まだ判断を下すのは早すぎると思う。早々と評価を決めてしまって、結局何も変わらずに終わることは望んでいない。最終的に僕らが言いたいのは、とにかくレースの内容を良くしたいということなんだから」

「レースを見ているファンは、たくさんのコントロールスイッチのことなど知らない。彼らが見たいのはホイール・トゥ・ホイールのレースであり、激しいバトルであり、クルマからスモークが上がるような場面だ。誰かがタイヤをロックさせて煙が上がれば、確実にエキサイティングだ」

「2014年のバーレーンGPは僕のベストレースのひとつだ。ただ、あの激しい競り合いは、タイヤによって1周2.5秒も差があったからこそ可能だった。それがなければ、彼(ロズベルグ)が僕に迫ってくることはできなかっただろう。それは何かが根本的に間違っている証拠だ。そんな状況を打破して、もっとあのようなレースが見られるようにするにはどうしたらいいんだろうね。あれはF1で経験したなかでも最高にエキサイティングなレースのひとつだった。僕は週末ごとに、あんなレースがしたいんだ」

「勝ち負けはともかく、少なくとも楽しいレースができたと言える週末をもっと増やしたい。最高の満足感を味わえるのは、後方のグリッドからスタートして、バトルを繰り返しながら順位を上げていったときだ。ポールからスタートして優勝するより、そのほうがずっと、いい気分になれる」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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